真下建設株式会社

土木プロジェクト

PROJECT

公共下水道汚水管渠築造工事

開削工法と推進工法の
2つの技術で下水道管を新設

本庄市の発注を受けて下水道を整備。道路を掘って下水管を埋設する「開削工法」、下水管を機械で押してマンホールに接続する「推進工法」の2つの技術を使って新設した。現場は住宅地だったため、水道・ガス管など既存の埋設物を損傷しないよう開削を進めた。令和4年8月1日〜令和5年4月28日の工事期間で下水道管の埋設距離は400m強。

プロジェクトメンバーMEMBER

INTRODUCTION

土木事業部 T (左側)

高校の土木科時代、建設会社の現場見学会に参加し、現場監督という仕事に興味を持つ。真下建設を選んだのは、官公庁の工事が多く、事業の安定を感じたから。入社3年目に土木施工管理技士二級を取得し、現在は現場監督として活躍している。

購買部 U (右側)

大学で土木工学を学び入社。18年間現場監督を務めた後、材料の調達や下請け業者の依頼を行う購買部に異動。現在は次長として土木工事の積算業務に携わるほか、若手技術者のサポートを行っている。現在の目標は次世代への技術継承。

STEP01
地元の人に工事を理解していただき、話せる関係をつくる

地中を掘る下水道工事は事前準備が重要です。安全性の確認はもちろんですが、地域の皆さんに内容を説明してご理解いただくことも大事。直接回れる所は回って「ご迷惑かけますがよろしくお願いします」と挨拶もしました。
地元の人と仲良くやっていたと思う。互いに話せる関係をつくっておけば、何かあったとき、大きなトラブルになる前に言ってもらえるから。「この人なら真摯に対応してくれる」。そんな風に思ってもらうことが大切だよね。

STEP02
予期せぬ既存の埋設物にも豊富な技術ノウハウで対応

難しかったのは予期せぬところに既存の埋設物があったこと。うまく迂回できるか、迂回せずに管を入れられるか。公共工事は勝手に進めることができないので発注側と相談し、時間ロスが無いベストな方法を選択しました。
発注側から事前に資料はもらうけど、それが必ずしも正しいわけではない。地中だから掘ってみないと分からないこともあるし。その点、真下建設には長年の経験で培った豊富なノウハウがあるから臨機応変な対応ができる。

STEP03
自分の指示で作業が決まる重要な仕事。やりがいは大きい

今回、大きな現場を初めて一人で担当しました。現場監督は自分の指示で作業の手順や効率が決まる重要な仕事。自分で考えてイレギュラーにも対応し、この仕事のやりがいを感じながらいろんなことを学んだ工事でした。
彼は几帳面な性格。掘削場所に人が入らないように目配りし、地域に不満が起こらないようにするなどよくやっていたと思う。発注元の本庄市から受けた完工後の評価も高かった。これからもバリバリやってほしい。

Complete!

道路を掘り起こさなければいけない下水道工事は、地域の人の生活に不便が生じることも多い。そのため事前に地元への周知徹底を図り、理解と協力を求めた。工期中も元気な挨拶と笑顔の対応を心がけ、住民の方々と良好な関係を構築。初めて任された大規模下水道工事を一人でミスなくやり切り、発注側から高評価をいただいた。